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領土は血と犠牲で守り、取る 「アラモ」 戦争映画100選 その87



[The Alamo]は2回、映画化されている。
ストリーや登場人物は殆ど同じだ。
アラモはテキサス州、サンアントニオにある小さな修道院あとだ。アメリカ大陸には欧州のさまざまな国から移住があり、この辺りはメキシコと地続きで、スペイン人が多かった。18世紀よりこの修道院には宣教師が来て、インディアンに布教活動を行っていた。アラモとはスペイン語で「綿の木」と言う意味だ。しかしテキサス州に移住してきたヨーロッパ人はメキシコの圧制から独立する活動を起こした。
その指導者がサム・ヒューストン(町の名前になっている)で、部下のトラビス大佐に、サンタ・アナ将軍の率いるメキシコ正規軍を国境の町、サン・アントニオで防ぎ、時間を稼ぐように指示した。
これに開拓時代の英雄デビー・クロケット(昔日本でもラジオ番組があった)、ジム・ボウイなどが志願して加わり、アラモの修道院を砦として、189人が立て篭もり、3000人のメキシコ軍を1836年2月23日から3月6日までの13日間、支え全滅したと言うのがアメリカ史で教える話だ。

この間にヒューストンは783名の兵力を整え、サンタ・アナ軍を4月21日に撃破して、テキサス革命は成功し、共和国となった。そして1845年、テキサスはアメリカ合衆国の28番目の州となった。
(ちなみに最後の50番目の州は1959年のハワイ)

映画は1960年、ジョン・ウエィン監督、主演、彼がクロケット役(ビバーの帽子を被り、鹿革のケースに入れたケンタッキーライフルを持っていいた)、リチャード・ウィドマークがボウイ(ボウイナイフと言うナイフの使い手、最後の最後までナイフで戦った)、ローレンス・ハーべィがトラビス大佐を演じた。
2004年、「ロッキー」を監督したジョン・リー・ハンコックがヒューストンにデニス・クイード、
クロケットにビリー・ボブ・ソートン、ボウイにジェイソン・パトリック、トラビスにパトリック・ウイルソンと言う豪華キャストでリメイクした。

作品的にはおかしなことだが、ジョン・ウエインの映画のほうが面白かった。

領土は血を流し、犠牲を払い、守り、そして取るものだ。
歴史がそれを示している。話し合いだけで決まった領土など今も昔もない。(交換とか、金を払うはあったが。)
日本は現在、北方、竹島、そして尖閣と3つの領土問題を抱えている。
国に暗黙の力がなければこの問題はけして解決しない、と筆者は強く感じている。平和憲法などと御託を
並べている限り、相手になめられるだけだ。

画像は1960年と、2004年の[The Alamo]のDVDパッケージ

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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