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ゲベール銃のタンジェント型照門


先日の銃砲史学会の茂木家見学の際に見た、前装、滑腔銃、つまり「ゲベール」銃の照門だ。

この銃はエンフィールド銃、前装だがライフル銃と異なり、照門は固定が普通であった。

しかし、茂木家の銃は2挺が形式は異なるが、照尺方式(タンジェント)なのだ。

よくみるとちゃちなもので、錆びて動かなかった。
この手の前装、滑腔銃の有効射程はせいぜい100m。
照尺も100、200,300ヤードくらいのものだ。

だからこんな照尺は必要ないのだが、幕末に日本に来た武器商人の改造ではないか、と推定した。
銃身への載り方も不自然だ。

命中率が良いようにみせて商品価値をあげ、すでに来ていたエンフィールド銃などに外観だけでもひけをとらないようにした姑息な手段だったと。

この銃は未使用、完全品で、全長123・6cm、銃身長84・2cm、口径1・4mmだった。
もう一挺、照尺つきのゲベール銃があった。

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コメント

No title

この年式の固定式は容易につくれますが可動式は再現に手間どります1/2のためいままでのも軟調かこの式にて政策取り付けもさいどより蟻ôcでスライド丈夫よりボルト固定 銃身が丸だけにôcきりがむずかしてです
厚木市 和田 この実物もみてみたかったでね とにもかくにも細部の違いに興味があります

No title

銃砲史学会の野田付近の会員、名は知らないが、紹介していただき
行ってみたらどうでしょう。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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