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ホロコーストに反抗したドイツ人 「シンドラーズリスト」戦争映画 100選 その92


スピルバーグ(Steven Spielberg)の作る映画のカテゴリーはそれほど多くない。まず宇宙が好きだ。
戦争とホロコーストをテーマとしたものも多い。
[Shindler's List]1993年、白黒、195分と言う長編作品は7つのオスカーを得た名作だ。

ドイツ人、オスカー・シンドラー(Liam Neeson)はビジネスマンだ。仕事の関係で軍上層部と繋がっていた。
SSのアモン・ゴッス(Ralph Fiennes)はユダヤ人収容所の所長だ。この2人を対比しつつ、1930年代後半からのポーランド、ワルシャワと周辺の地域でのユダヤ人迫害の歴史とそれに少しでも抵抗して人間の話だった。

オスカーは軍需物資をドイツ軍に収める工場を経営していた。ある日偶然に、ゲットーでのドイツ軍のユダヤ人殺略を見た。人間を数人縦になれべ、小銃で撃つ、弾丸は何人かを突き抜けて、1発で何人も殺すようなことをしていた。
オスカーはドイツ軍上層部に依頼して、ユダヤ人を自分の工場で働かす、つまりドイツ軍需物資生産に協力させる理由で、収容所送りのユダヤ人を助けようと言う策をとった。ユダヤ人のリーダー、スターンは(Ben Kingsly)は半信半疑だが、ありがたい話と受けた。工場ではメスキット(飯盒)や水筒を作っていた。

工場でちゃんと働かない、ラバイ(ユダヤ教の牧師)をSSのアモンがルガー08で射殺しようとするが、弾丸がでない。古い自動拳銃の場合は良くあることだが、次に小型のブローニングを出して撃ちなおそうとするが、この拳銃も動かない。あきらめて拳銃を捨てて行ってしまった。(ラバイの祈りが利いたのか、拳銃、弾薬が悪かったのか、捨てて行った拳銃はまったく別な回転式だった。)

オスカーの工場は戦争が進行するにつれ場所を移動した。あるとき、彼の留守中に工場のユダヤ人が
列車に載せられアウシュビッツに連れて行かれた。彼はそれを追いかけ、軍上層部の書類をしめし
列車の前に立ちはだかり、列車を戻させたシーンは感動的で迫力があった。

一方、アモンは収容所で悶々としていた。狙撃銃を持ち出し、動かない老いたユダヤ人を次々を射殺するのが日課だった。

やがて、ソ連軍が侵攻してきた。オスカーの工場のユダヤ人は金歯などから指輪を作りオスカーに感謝をしめす。オスカーは工場を閉めて、西に逃げた。アモンはソ連軍に絞首刑となった。

ユダヤ人工員だけのオスカーの工場に騎馬のソ連兵が1人偵察に来た。
生き残ったユダヤ人達は「我々はどっちの方向へ行ったらよいかと」とソ連兵に聞く。彼は「東(つまりソ連の方向)には行くな。西に行け。」と馬上から言った。

原作はトーマス・ケネリー(Thomas Keneally)が実話に基づいて書いた本だ。
1980年代、マーチン・スコシーシが映画化しようとしてあきらめた。
事実はこの話のように美談だらけとか残虐さが全てだとは思わず、複雑な様相であったと、推察するが、東ヨーロッパでの第二次大戦中のユダヤ人の苦労は我々日本人には想像も付かないものだった。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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