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侍になった第7騎兵隊 「ラストサムライ」戦争映画100選 その107


トム・クルーズは明治の日本人になってしまった。
「The Last Samurai]は2003年、監督Edward Zwick(「トラフィック」のプロデュサーでもあり、「シェクスピアインラブ」「秋の伝説」など大作を手がけた人だ。)で、この作品のスコアは高い。オスカーに4部門ノミネートされ、14の賞をとった。

話はカスター将軍の第7騎兵隊の生き残り、ナーサン・アルゴン(Tom Crurs)はサンフランシスコで、ウエンチスター銃のセールスのためのデモをしていたが、明治政府のお抱え軍事顧問に引き抜かれ、日本に行った。創立まもない明治政府は、地方の武士の反乱に悩まされていた。
勝元は明治天皇には忠誠を尽していたが、その鼻持ちならぬ取り巻きには反抗していた。地方の彼の領地ではまだ武家社会が存在し、人々は平和ながらも武道の鍛錬を怠ってはいなかった。

勝元討伐に向かった政府軍は、武道に長けた侍の軍勢に破れ、顧問のアルゴンは捕虜になった。
勝元のモデルは西郷ドンのようだ。この脚本を書いたJohn Loganは「グラジュエイター」など、アメリカのワーキングクラスに誤った歴史を教えてしまった張本人だが。

勝元はアルゴンの名誉を重んじ寓した。アルゴンはウジョウ(真田 真之)と戦うがどうしても勝てない。だがだんだんに侍の精神、名誉、武道に目覚めた。
最後はアルゴンは勝元の軍勢に加わり、勝ち目のない政府軍との戦いに加わった。

アルゴンが明治天皇に拝謁する際に来ていた儀礼服の肩に「7」とあるエンブレムは、彼が第7騎兵隊であったことの印であり、アメリカ軍人でも名誉を重んじる精神には侍と変わらないと言う意味がこめられていたのだ。

私は仕事上、日本人以外の人間との衝突が多い。私の仕事の相手は殆どがジューだ。
彼らは日本人の自尊心が一番分からない民族だ。ルーズベルト(1930年代)大統領がそうだった。
この作品で、私はやってくれたと感じた。自尊心を傷つけるような彼らの言動に対し、私は侍の精神で対応す。一発やると、手のひらを返したように態度が変わる。
日本人が気がついてなかった、精神、それを娯楽作品ながら、筋を通し教えてくれた作品だ。

戦闘シーンは非現実的だ。明治になりどんな武装勢力も銃砲を使わなかったことはない。
勝元もせめてエンフィールドくらいは装備してなければおかしかった。
トム・クルーズは小柄で鎧姿がよく似合った。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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