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日本の火炎放射器


讀賣新聞焼付けカードの画像と説明だ。
説明は「実際のトーチカに対して最新鋭の火炎放射器の威力を試す大陸の鉄血陸戦隊、一瞬にしてぺトンは溶流し破壊される。」

日本軍の火炎放射器に関しては、マレー、コレヒドール島攻略の際に使用された映像が残っている。また中国戦線では、東京日日新聞の写真にも、この画像と同じようなものを見た。
記録ではキスカ島の海軍陸戦隊の装備、レイテ島への陸軍の装備録に「火炎放射器」の項目がある。

この画像は「陸戦隊」とあるので、海軍の兵器と推定される。兵士の装備からは判別できないが、海軍陸戦隊と陸軍兵士の区別は背中の被甲(ガスマスク)の缶で見分けることが出来る。
この攻撃隊は3名で構成され,1名がタンクを背負い、放射筒を操作している。
あとの2名は、指揮者と小銃などを備えた護衛を思われる。また放射手がやられたら、交代できる要員が必要だった。

当時の火炎放射器の使用時間は、いずれの国の装置も大体、10秒間であった。
この画像では火炎の先がまだトーチカの銃眼に届いていない。銃眼に届けば、内部に火が入り、コンクリートを溶かすほどの威力はないにしても、射手を酸欠などで倒すことが出来た。

日本軍は大々的に火炎放射器を備えていた様子はなかったが、日中戦争中に使われたものは九三式(1933年)、九五式、そしてレイテに赴いたのは一〇〇式(1940年)であった。

現在、日本の完全な火炎放射器一式が出て来たら、恐らく300万円くらいの値が付くだろう。

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