FC2ブログ

記事一覧

CIAの前身OSSの話「マドリーヌ通り13番地」 戦争映画100選 その111



ジェームス・キャグニーが演じるOSS(CIAの前身)のエージェントは、なかなか迫力があった。
作品は1947年、白黒、ミステリー、アクションの巨匠、ヘンリー・ハサアウエイ(Henry Hathaway)監督作品だ。

ハサウエイは「ナイアガラ」「西部開拓史」「エアポート」などの数々の作品を手がけてが、テンポの良い演出で知られていた。

題名の「マドリーヌ通り13番地」はフランスの英国海峡よりにあるルアーブルと言いう街にあった
ゲシュタポ本部の建物の住所だ。

ロバート・アメット(James Cagney)はミネソタの田舎からスカウトされて、欧州大陸に送り込む情報員(エージェント)の一群の訓練にあたった。郊外の邸宅を借り切って、そこで様ざまな訓練を行ったのだ。女性エージェントもいた。またそのグループにはナチスドイツの逆スパイが紛れ込んでいることも
判明していた。OSSは逆スパイを使い、ドイツに上陸作戦の偽情報を与える、ロケット兵器V2の基地建設の情報を得る、この二つの目的のためにグループは英国に移転する。

映画の最初のクレジットにもあったが、この話の現実性を強調するために成るべく物語が起こった場所に近いところで撮影した、と各地に移り臨場感はあった。

エージェントの3名、ドイツの逆スパイクンセル(アメリカ名ビル・オコーネル)、女性エージェント
スザンヌ、とクンセルの同室だった男の3名をオランダに降下させたが、同室の男はクンセルに落下傘の
リード索を切られ死亡した。
クンセルはゲシュタポ本部で将校に戻った。

ビルは自らがフランスのルアーブル近くに降下して、レジスタンスの力を借りて、ドイツ軍と戦いながら
V2基地の情報を持つ設計者を拉致し、自らはゲシュタポに捉えられた。

言葉が全部英語だった。ドイツはドイツ語、フランスはフランス語であればエージェント、語学力が
重要な要素がうまく生きただろう。

ワシントンの連邦ビルにある石碑「過去にあったことは未来の始まりである」と言う言葉がそれから40年間以上続いた、ソ連との冷戦、スパイ戦の始まりであった。
1947年にこのコンセプトを明示していたのは偉い。

画像は日本語版のDVDパッケージと英語のポスター。キャグニーはギャング映画に多く出た。小柄な俳優であるが、この映画の中ではドイツ兵に対し、柔道を使った。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

japaneseweapons

Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



刀,弓,槍,薙刀,甲冑,鎧,火縄銃,軍用銃,機関銃など日本の武器や兵器に関する須川薫雄の研究を紹介はここ:
日本の武器兵器.JP


スポーツアンティークは、スポーツ用品や玩具、江戸期からの日本の食器、家具また、合法的な武具・火縄銃や軍装備品もマニアの方々に用意しております。米・日で約40年間に渡り仕入れたものです。



現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ