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ビルマ戦線の双発機


1944年10月8日配信の讀賣新聞焼付けカードの画像だ。
説明は「ここはビルマ前線基地、我があんまの地上勤務員が、おい上下五十銭だよ、と飛行機を送れ、
そして荒鷲に肩を凝らせるな!」とある。

ビルマの1944年末は末期的な状況であった。インパール作戦は失敗に終わり、英軍を主力とする連合軍に地上でも空中でも押されぱなしであったはずだ。
ピストの状況だ。4人の搭乗員、そしてそのうちの一人の首筋を揉んでいる地上整備員の5名。全員顔が同じである。顔に修正を加えていた。もしかしたら彼らはこの世の人ではなかったのかもしれぬ。
不気味な感じがしないではない。
ビルマ戦線では開戦当時、陸軍航空隊は一式戦闘機をかって、大活躍をした。その例が「加藤隼戦闘隊長」、正式な呼び名ではないにしても、であった。

陸軍夏用飛行服姿の3名は帽子に無線のコードも見えている。
この写真は1年以上前に撮影された可能性がある。

後方の双発機は、一〇〇式司令部偵察機か二式戦闘機であろうか。厚い帆布製の被いが欠けられており、偽装もされてないので、敵方の攻撃が予測されているような状況でないことだけは確かだ。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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