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「日本の火縄銃3」完成す。


ページ数で72ページになった。実際の印刷された書物でもこのくらいになろう。

鉄砲に関する話題をうまく編集したつもりだ。半年で出来た。
写真に少し暗いものもあるがこれらは撮影しなおす。

次のプロジェクトは英語版で「日露戦争の日本兵」コリンズ社などの出版物を沢山持っている。絵葉書も。日本兵の日常を描いたものが多い。
だからこれらの資料から書くことはできるが、一つの問題は著作権だ。

丁度、100年は過ぎているが、写真家、画家、出版社の著作権などさまざまな権利が消えたとは思えない。ここをまず研究しなければならない。

今、写真はスキャナーを使っても、デジカメで撮っても、比較的綺麗に使えるから、日常的に書いていけばそう難しい作業ではない。

日本は「西欧以外の唯一の前装銃の歴史のある国」と言う表現に関してのご意見がいろいろあった。
自国で生産でき、大規模に効率的、組織的運用しており、さらに、軍用だけでなく、汎用に広く使われたと言う意味では16-8世紀、日本以外の国でそういう現状があれば、その記録を見たい。
噂話、もしくは数少ない実物はあっても、今の日本のようにまだ6万もの古式銃が残っている現状を
みると、やはり日本だけではないか。中東、インド、東アジア、中国、朝鮮、伝播はしたが、伝来しなかった武器兵器、もしくは商品のひとつだ。

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コメント

No title

販売は?

No title

「販売」も重要なポイントですね。有難う。日本は16世紀末から17世紀、鎖国するまで刀、火縄銃を輸出してました。セイロンの博物艦などにあります。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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