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日本人の日本武器兵器研究 「大日本帝国陸海軍 軍装と装備」



日本軍兵器装具の研究家の間では知らない人はいない存在の本だ。
中田商店のおやじさんが1960年代半ばに発刊した。A4版、350ページ余、カラー印刷だ。
寺田 近雄先生が監修した。

英語題は[Imperial Japanese Army and Navy Uniforms and Equipment]と言う長いものだ。
とにかく、明治、大正、昭和の、兵卒、将校、空挺、操縦士などをモデルを使いその被服と装具を説明してある部分は他に類をみない充実さだ。

日本軍のものだけでなく、諸国軍のものも一部、実物でなく複製品も、また各国の軍事博物館など外観など、構成とかレイアウトにもう少し配慮し、英文も増やしたら、世界の研究家、収集家の資料として一流のものになっただろう。少しごちゃごちゃして素人臭さが出てしまった。
しかしこの本を参照している外国の研究は意外に多い。

空挺隊隊員、操縦士の実物被服、装具を装着した写真はもうなかなか撮影できるものではない貴重な存在だ。(橋ゆきおに似た若者など感じが出ていた。)

特に私は1970年代半ば、自ら操縦して飛んで行って見学した、チノのマロリー博物館(今もあるのか)
の零式艦上戦闘機、そして「秋水」(おそらく完全なものはこれが唯一残されている実物だろう)を
見学した際の感激は忘れない。

中田のおやじさんは、数年前から戦争末期の装具や庶民の生活具に大変興味を持っておられた、その収集や研究はどのくらい進んだであろうか。
知識も魅力もある人だ。これからも末永く調査、研究活動を続けてもらいたい人の一人だ。

画像は表紙とマロリー博物館でケリー大岡氏が撮影した「秋水」のページ。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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