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C-61の車輪


新大阪駅で珍しいものを観た。

1947年に製造されたC-61蒸気機関車の車輪だ。
大きいが丁寧な作りだ。

戦争中、蒸気機関車は製造されなかったと言う。それで戦後の輸送力の増強を図るためにこの機関車が33両製造されたと。

実は1953年頃、夏休みに、一ノ関で裁判官をしている叔父のところ遊びに行った。その時に仙台から
先でこの機関車が牽引する列車に乗った。一番若い叔父が大学生で同行した。
裁判官の叔父はシベリア抑留から戻り、まだ日が浅かったと記憶している。

その話を作文と画に書いた。どこかの駅で、機関車を観察する機会があったからだ。

しかし、教師にはまったく受けなかった。
当時、小学生が東京から岩手まで旅行するなど贅沢だ、とその教師が判断したのだろう。狭量な左翼教師だったか、時代がそうだったか。

車輪だけ観ても、感動があった。直系180cmくらいあるのではないか。
横の子供は知らない子だが、大きさを比較するに協力してくれた。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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