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Japanese Combat Weaponsにあった珍しい写真




この本は写真の数が多く、その中には他の資料では見られないものもあった。

1)降下兵の補助傘収容嚢の中に入っている一〇〇式短機関銃。
この一〇〇式短機関銃は銃身と機関部が分かれている。ねじ込みで組み立てたのであろう。
まだ弾倉は1個しか見えないが、傘の後ろに幾つかと弾薬がないと実用的でない。
銃床も普通の一〇〇式より細く作られているように見える。この一〇〇式の実物は見たことがない。
(筆者はアメリカの多くの軍事関係博物館、資料館、収集家のところを回り、かなりの数を見ているが。)

2)軌動式乗員輸送車7.7トン
海軍の機材だ。「錨」が正面に見える。座席は7席。全長4.3m、横幅2m、6シリンダー110馬力で、速度25km。なかなか近代的な車両だ。この写真は背景に椰子が見えるので南方で撮影された。
他にもアリューシャンで撮影された他の種類の同じような車両が幾つか掲載されている。九六式、1938年型としている。

3)差込型迫撃砲 320mm
スパイゴットは水道の蛇口のような差込を意味する。この大型の迫撃砲は、飛んでいく榴弾のほうが
大きくて、砲身を被うように差し込む。基盤は真鍮で造られており、その部分の角度を調整して照準を
付けた。砲身長約1m、榴弾長約1.5m、320mmと言う大きさから爆薬は300kgくらい入っていたのではないか。戦車2-3台を同時に吹き飛ばす威力があっただろう。しかし携帯できず、掘り下げた陣地用だった。背景からビルマか南方で鹵獲されたものと推察される。

以上。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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