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劇的とも言えた日本の4分の3世紀の軍事史 「日本海軍史」「日本陸軍史」



教育社歴史新書の「日本海軍史」外山三郎氏著と「日本陸軍史」生田淳氏著は各々1980年に発刊された。
両書とも、客観的に事実とその背景を淡々と述べている。私はこのような内容こそが今、日本人の歴史認識に必至と強く感じている。
過去60年間、日本では明治維新から1945年までの歴史認識をことさらに避けてきた。教える人間も
少ない。日教組の罪は重い。

「日本海軍史」は日本海軍の創設から1945年の壊滅までの事実を、日本海海戦、ハワイ・マレー沖の戦闘そして、ミッドウエイやマリアナでの敗戦。戦略を誤りを戦術で正すことが出来ぬが、海軍兵学校出身の著者の意見だ。

「日本陸軍史」も日本陸軍の理不尽さ、合理性を弱さ、しかし中国、ソ連との軋轢の為に1930年代ころ次々起こる戦闘。生田氏は航空士官学校の出身だった。

明治維新から1945年までの日本は現代との対比は付加であり、他の欧米諸国、アジア諸国との対比も
できない。特殊な背景があったのだ。その一つ一つの事実を現代の日本人は認識し、今の国際関係を判断することが緊要だ。この本の内容は簡略ながら、全てを網羅した優れたものだ。

戦争は20世紀、大体5年間くらいで、国家と社会を疲弊させた。従って、日本は1937年に日中戦争を開始し、第二次大戦に突入する頃には国家、社会はすでに疲弊し、敗戦するの確実な状態であった、
と言うのは暗に両氏が述べたいことだと思う。
アメリカのベトナムもそうだった。ソ連の崩壊もアフガンだった。
戦争を知ることで戦争を回避できるのだ。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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