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和製管打ち銃のニップル


幕末、明治初期に使われた和製管打ち銃には大別し2種類あった。
ひとつは軍用でエンフィールド型、他は野鍛冶が製作した猟銃の類だ。

エンフィールド型は、スナイドル、アルビーニなど、西欧の産業革命後の工業規格で作られているから
同じ寸法で、管の直径は6mmだ。またコルトなど拳銃のものは4mm(画像上)だ。

しかし日本独自の銃はこの両方ともに規格が合ってなく、銃身につくネジ山も異なる。

この火縄銃型に付いているものは再製作したものだが、元は大きなニップルは入らない、小さいものは孔が大きすぎる。何よりも合うパーカションがない。

当時はどうしていたのだろう。ニップルはそう難しくなく削りだせるが、問題はパーカションだ。
それも私製のものがあったのだろうか。

明治の初期、日本は70種ちかく存在した輸入銃からスナイドル、後装式に統一したので、その間に、
和製管打ち銃が規格にしたものがあったのかもしれない。

ニップルと言うのは「乳首」の意味で、銃砲店の女性アルバイトに「ホワット・カインド・オブ・ニップルズ・ドウ・ユウ・ハブ?」と聞いて、ひんしゅくをかったことがあったっけ。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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