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所荘吉著「図解古銃事典」雄山閣出版1970年


最初に購入し、勉強した「古銃」の本だ。
所荘吉氏のサインもある。サインをするのをとても嫌がったのを覚えている。シャイなのだったのだ。今、また読み返している。

この本はB5版白黒印刷・ハードカバー270ページで、何回か増刷されているので今でも在庫があるのではないか。
古い銃は日本の火縄銃から、幕末に輸入された欧米の珍しい方式の小銃・拳銃が網羅されている。
一部形式名などは所氏の命名だ。それまで研究する人がほとんどいなかったから日本語の呼び方がなかったわけだ。

だから事典とあるようにどんなものでも大体、似た形式からその銃の由来が分かる。
最初の刷りは火縄銃のところが非常に少なかった。

連発火縄銃は20近くの例が掲載されている。ほとんどが日本製で英国製の前装だが、何重にも装填していきハンマーを移動させる方式スライディングアクションなども。

ところが、伝来の形式を伝える、重要なる火縄銃、薩摩筒は半ページしかない。写真も小さい。

レイアウト、編集がプロの仕事でなかったのだろう。人の本を批判するのはたやすいが、敢えて言うならその点だ。

研究そのものが価値が高いのでもったいないと感じただけだ。画像連発火縄銃。

アメリカの友人が3銃身回転式火縄銃を持っていたが、明らかに明治期以降の製作で、実用にはならない鉄砲だ。鉄砲は何発撃とうが命中しなければ効果がない兵器だからだ。現在なら誘導兵器に言える。みやげものだったのではないか。

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コメント

No title

所さんの本はやはり古銃を始めた時一番最初に手にしたこの本です 其の時代は文華堂に洋書が沢山ありました コレクターが流出したそうですが一冊が高くあまり変えないうちに無くなりましたが現在でも一番貴重な資料本です

No title

今、文華堂はいまひとつ活気がなく、他の洋書店に時々、銃の本が出てます。銃の本はアメリカは安く、いろいろ面白い企画のものが出てます。

No title

いつかはと渡米を企画しています ラスベガスのガンショーでの古式銃付属品やら書籍の入手やら 南北戦争の跡地 場所は違いますが スプリングフィールド工廠跡は是非いきたい博物館ですが 横文字まったくダメとパニック障害の為エコノミクラス乗れず 金額がはるのでまだまだ実現できそうも有りません

No title

ガンショーには本屋が出ます。ここには沢山あります。新刊も古書も。博物館、東海岸には数か所あります。

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Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



刀,弓,槍,薙刀,甲冑,鎧,火縄銃,軍用銃,機関銃など日本の武器や兵器に関する須川薫雄の研究を紹介はここ:
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