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ヘリコプター救助の限界


映像で見た限り、あの場所、あの地形はヘリコプターでは無理だ。地上から行くべきだった。

機材はともかく、優秀な隊員、そして操縦士5人もを失ったのは痛い。
遭難者は覚悟の上で行っているのだから、無理してヘリで救助に行かなくても良い。滝つぼに落ちた登山客はどうせ死んだ。ヘリにはもっと重要な任務がある。

ヘリの操縦は固定翼機と異なるが、あそこに入り込むのは無理。判断ミスだ。

アメリカでヘリの操縦を習ったが、小型ロビンソン22、自分の家の庭に下りようとしたら、教官が煙突を見つけ、道路の反対側の牧場を指定した。田舎だから、点検と言うことで降りることができた。

操縦棹は姿勢を制御するだけ、右手で操作する車のサイドブレーキのようなもの握りを回すとスロットル、回転を制御する。離陸のために回転を上げることはない。
機首はラダー、足で決める。またこの棹は上下して、一番重要な回転翼の角度を変えるものだ。急に下ろすと危険だ。回転翼の角度が浅くなるから。揚力を失う。
つまり回転を常に上げておいてから、棹を引きあげ、翼の角度を深くして揚力を増加し、離陸上昇する。この逆、着陸の時はさらに慎重に操作する必要がある。

メディアは「浮力」と言うが「揚力」だ。浮力は液体に浮く、揚力は気体に浮くだ。
英語ではフロートとリフト、語彙の少ない英語でも使い分けているが、日本のメディアはこういう
知識はほとんど子供なみだ。

ヘリコプターの最大の弱点は、意外なことに操縦者は真下が見えないのだ。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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日本の武器兵器.JP


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