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猟師の効率 北斎漫画に見る


葛飾北斎は「世界100人アーティスト」に選ばれた唯一の日本人だ。平山先生は悔しいだろうが。

北斎漫画、猟の編、猟師(かりうど)は3人3様の猟師が山の中、火縄銃を使い猟をしている構図だ。
天才的な北斎の観察眼は、当時の様子が知れ、とても役に立つ。

左の猟師は銃を肩から提げて、雉笛で鳥を呼び寄せている。(現在は笛やテープの使用は禁じられている。)銃床は腰に下げた動物の足の皮で作った袋に入っている。火薬入れ、弾入れ、山刀などは帯に密着しており、外に成るべく出てない。山を走るための最低条件だ。
右の猟師は「猪伐(うち)」凹を観はらす」(猪を山の上から谷間に向かって撃つと言う意味。)とある。
真ん中の猟師は何と寝撃ち姿勢、「表うち」として「高きを狙う」ととても不自然な姿勢で銃を構えている。
これら猟師の姿は実は日本だけのものではない。外国の猟師もまったく同じような姿勢を取り、また装具を身につけた。
効率を追求すると、当時交流は当然なかったが、洋の東西は関係なく、結果は同じようになったことが偲ばれる。

バッファローを撃つ猟師が取る不自然な姿勢や、”マンテンマン”の無駄のない装具の持ち方、この画と同じだ。

北斎自身は猟などに関心があったわけでもないが、猟師の姿を描く以上、自分で山の中に付いて行き、
彼らの様子を必死に観てそれを正確に、しかもその構図が天才的だが、描いただけだ。

やはり彼の完璧な観察眼は、平山先生(勿論絵画のスタイルは異なるが)が足元にも及ばない凄さだ。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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