fc2ブログ

記事一覧

砲兵刀の剣差し


明治時代、砲兵が携帯する大きな包丁のような頑丈な刀があった。(japaneseweapons.com参照)
一般の銃剣よりかなり大きく、重く、鞘は皮革製だった。

日本では殆ど見ない。アメリカでもたまにしかでない。
この銃剣を革帯につけるためにはやはり銃剣差しが必要であったが見たことはなかった。

この画像の銃剣差しは10年ほど前の複製品である。
鞘の入るところが幅35mmx厚さ22mmで、一般の銃剣差しよりかなり大きい。

実はこの銃剣差しは、ニュージャージィー州のサルコという大型銃砲店がインドで作らせたもので、90年代、同社の日本兵器担当のデ・ルーター氏から参考品としていただいたものだ。
今ではすっかり時代が付いてしまった。その後デ・ルーター氏は射撃場で、事故のため死亡したのは残念だった。日本の狙撃銃に関しては相当研究していた人だった。

大戦末期の三十年式銃剣は木製の鞘を使用していたが、木製鞘は鉄製よりやや大きいので、差込口が大きなこのくらいの大きさの銃剣差しが必要だっただろう。
帆布製の実例を持っているが。

日本の武器兵器、まだまだ知らないものが沢山ありそうだ。

スポンサーサイト



コメント

No title

すげーテンション上がりますね。その話 なんか、そういうの好きです

No title

どういう意味ですか。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ