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旧軍刀の握り


日本の軍刀は明治時代は、西洋式なものが将校にはい刀された。
この種の軍刀は、鞘は木製に金属をかぶしてある。この金属は銀色に鍍金され、しかもその柄も西洋式なスタイルであった。

昭和になり、ナショナリズムが高揚すると、軍刀は江戸時代の刀の形式となった。八九式軍刀の例にもあるようにあ、柄はアルミの押し型であるが、刀の感じを良く出していた。これは下士官刀と呼ばれ、曹長などが指揮刀に戦闘に使用した。
しかしその刀身は関、燕で機械製作された、本当の意味の日本刀ではない。
将校は自前の刀形式の軍刀を所持していた。

この明治の軍刀だが、刀身は古刀(ことう、1600年以前のもの)である、先祖伝来の刀を使ったようだ。刀はすり上げてあり短い、62cmしかない。しかし柄は20cmと長く、そのガードも大きい。
この刀は明らかに両手で、使える要素を残していた。

日本刀の威力は日清、日露戦争で再認識された。剣道をしっかり身に着けたものが刀をもつと、
それは大変威力のある兵器だった。
しかし日本の刀は西洋のものと異なり、両手で柄を握り使用した。
このために明治の軍刀はまったく西洋式のスタイルを踏襲したが、柄が大きく両手で握れるのと、鞘の内部が木製で刀身に優しく作ってあった。
このスタイルの刀装は今ではなかなか少なくなり、珍重なものだ。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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