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火縄各種


マッチやライターなど手軽な発火装置が一般化するまで、火縄は火種を保存し運搬するための重要な手段だった。
勿論、火縄銃の発火装置は火縄を使った。火縄銃は火縄が燃え尽きて、火薬に着火して発射されると誤解している人が多い。火縄銃には引き金、バネ、ハンマーなど、一般の銃砲が備えている発火装置があり、
ハンマー(火鋏と言う)の先に燃えている火縄が装着され、引き金を引くと、火鋏がバネの力で落ち、火薬に発火させる。何かの拍子に一瞬でも遅れると、命中しない。

画像は江戸時代から明治まで、火種を保存しながら持ち歩くためににも使われた火縄だ。
火縄銃に使われたものは、巻いてある方式、切ってある方式、2種類あった。切ったものは5cmくらいで発射するとどこかに飛んで行ったのので、何本も用意してあった。

火縄は大体直径が1cm未満で、木綿、竹などの繊維を固く編んである。硝石を溶かした水で煮て、更に
着色してあるものもある。着色は硝石の量を、晴天用、雨天用など使用目的を区別した。
大体が藍染めだ。
一時間で30cmくらい燃えてしまう。従って相当長いものを巻いて使用した。

夜間、この火縄の明かりだけで闇夜を歩いたと言う。火を火打ち石、火打ち金、ほくちなどを使い、起こすのは、空気が乾燥していても大変難しい。
従って、家庭では囲炉裏の火を絶やすことなく燃やしていたし、火縄は様々な目的に使われた。

現在、タイムマシンで100年以上の過去に戻れるなら、ポケットに100円ライター(今は100円なら3個は買えるが)を一杯詰めて行けば、大金持ちになれることは確実だ。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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