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軍用携帯鋸 こんな便利な道具


日本ではあまり取り上げられてないが、アメリカで何回か、日本の軍用鋸、折り畳み式を見た。
画像はその例である。

ぐるぐると巻くことが出来るよう15個のジョイントで繋がれている。
全体の長さは140cmにもなり、両側の穴に木製の柄を差込んで、二人の兵士が押したり、引いたりしながらかなり大きな材木を轢くことが出来る。

良い鉄を鍛えてあり、刃は鋭い。青みを帯びた鉄だ。

携帯するために巻くと17x16cmの帆布製の袋、厚さはわずか1cmになり、兵の腰に付けて運搬できる。
収容嚢には帆布以外に皮革製のものもある。内部に刃を立てるタップが入っているものもある。
鋸の歯は比較的簡単に立てることが出来るので、時々刃を立てて切れ味を増したのあろう。

工兵だけでなく、機関銃小隊などでもこのような折り畳み鋸が装備されていたであろう。
重機関銃陣地の設置には材木が必要であった。
重機関銃1挺には、中円匙、鶴嘴、斧が3種の道具として必ず装備されていたが、このような鋸も必要な道具の一つであっただろう。

果たしてこれは日本軍独特のものだったのか、また外国にも同じようなものはあったのか。
日本の鋸は引いて物を切るが、外国の鋸は刃が逆に付いていて、押して切る。押して切る発想ではこのような折り畳み式は考え付かないと推察されるが。

アラバマのバンザイシュートアウトでアメリカ人2人が試していたが、実用的な道具だった。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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