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沢山の「早合」


「早合」(はやごう)は前装銃(銃口から火薬や玉を込める銃)に使われた、1発分の火薬を入れておく
容器のことだ。
木、骨、日本では竹などを筒にして、蓋を付けてある。銃の大きさで早合の大きさも異なる。

勿論、西欧で火縄銃、火打石式銃と一緒に使用されており、西欧の画を見ると「マスケティアー」(銃士)は肩掛けの紐に一定間隔で、早合を身に付けていた。

胴乱(腰に付ける鞄、語源は知らない)に、入れておくこともあった。日本の皮革製の胴乱は早合を詰めておき、肩掛けの紐は火縄を兼用した。
19世紀の欧米の胴乱は、木製の穴開きの仕切りがあり、そこに一つづつ入っていた。

日本の早合には底を鉛の玉で塞いでおき、口の蓋は皮革で綿をくるんだものが多い。早合の蓋をはずして、銃口に当てて、火薬を挿入し、底を押すと、玉が火薬の上に装填される、という仕掛けだ。
同じようなものが欧米にあったか知らない。もしかしたら日本独特のものだった可能性もある。

画像の沢山の早合は竹製、黒漆塗り、綿を皮革で包んだ蓋は皮ひもで本体と結ばれている。
また早合の胴には各々穴の開いたつまみがついていて順につなぐことも出来た。
これも底を玉で塞ぐ方式であったが、なぜか殆どの筒には口径18mmの「椎のみ弾」(幕末に輸入された前装ライフル銃の口径弾だ)が詰まっていた。
火縄銃の十匁筒用早合を洋式銃用に転用したものであろう。
沢山あるが1挺の銃で一戦闘ではこれが限度。黒色火薬は銃腔を掃除せずにはせいぜい20-30発しか続けては撃てない。

後装式になると、金属薬夾が使われるまで、紙に火薬と玉を包んだ実包が使われた。後ろを噛みきって
少し火薬を出し、パーカッション(雷管)の位置にそこがきて発火がし易いようにした。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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