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大津波のDVDを


一年になる。早いような長いような。

日本はあの災害そして原子力災害で大きく変わった。おまけにタイの水害まであり。
昨年はまさに歴史に残る年だ。

地震から津波、その間に時間があった。
いろいろなドラマもあっただろう。
テレビの特集では、地震、そして津波、その経過や、場所的なことが系統だってない。これが問題だ。

何回見てもどのあたりの、どういう状況(シークエンス)なのかが理解できない。

映像は自衛隊、警察、消防、海上保安庁、その他港や空港、個人撮影したものが山ほどあろうが、それらを編集して、科学的に分析したDVDが日本だけでなく世界中の災害研究のためにできないものであろうか。

後世に残す、それだけではない。

もっと何かやることがあったのではないか。人類の奢り、自然の軽視など、あらゆる視点から見たDVDが見たい。

いつも言われていたことをやり全員助かった学校、逆に逃げては行けない方角に先生が誘導し大勢が犠牲となった学校。この明暗はどうしてだ。そういう検証のためにも。

だれが編集して販売するか?

いずれにせよ販売収入は津波の怖さを告知するところが使うべきものだろうが。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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