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大砲の駐退機能

先日、長崎の「民俗資料館」でみたものだ。
 
和式カノン砲のひな型である。恐らく実際の砲は身長2-3mで10分の1ほどのものだったろう。
 
長崎砲台に使うつもりであったのではないか。

 
この架台の興味深いところは駐退に車輪を使わず、滑り台を使っている点だ。
 
このような方式は欧米の18世紀ごろの艦艇砲にも観るが、方式が若干異なる。船床の木レールを
使うものだった。
 
この方式は台があり、その外枠を砲を載せた台が後退する方式だった。
誰がいつごろ考えた方式だろう。
日本独特のものであったことに間違いない。
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コメント

No title

歩兵・騎兵・砲兵のシステムを戦術の軸にしたのは、ナポレオンでしたが。
大砲の駐退機構を備えたのも、第一次大戦のフランスがはじめと。

徳川慶喜がフランス式兵制を取り入れたのも、誤りではなかったが。
幕府陸軍は負け続けました。

No title

フレデリック大王でナポレオンは砲を統一し運用を拡大したそうです。陸軍はどちらかと言うと独自な方向だったと思いますが。
フランス、独逸、からと。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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