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ライト兄弟とアメリカの和解


1903年にライト兄弟が「フライヤー」で飛行に成功し、まだ100年間とちょっとしか経ってないが
航空機は工業として産業として、社会経済の大きな基盤のひとつだ。
20世紀発明は初期に航空機、後期にインターネット、で代表されよう。

ライト兄弟はオハイオ州、デントンの自転車屋だった。「風洞」を考え付いたのが彼らの成功の鍵だった。
しかし、その後なぜかアメリカと言う国を嫌い、兄弟は記念すべき「フライヤー号」をロンドンのサイエンスミュージアムに寄贈した。スミソニアンにあるのはリプロだ。
(この頃のアメリカの発明家はアメリカより欧州でもてはやされ、欧州に住んだり、そっちを向いていた人が多い。マキシムもそうだった。アメリカはまだ野蛮な国だったのだろう。)

画像は僕のFAA(アメリカ連邦航空局)のライセンスの裏だ。今度、カード形式になったのだが、サインはまだしてない。
航空の偉人ライト兄弟がライセンスの壁紙になっている。これには驚いた。

ライト兄弟は自転車職人で正規の教育を受けてなかった。
誰か馬鹿な奴が、ジャーナリストだろう、「もしあなた方に正規の教育があればもっと早く飛行に成功したのでは。」と言うような質問をしたそうだ。

兄弟は「正規の教育を受けていたら、僕等の発明は成功しなかった。」と答えたそうだ。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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