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16mmホームムービーカメラ、日本になかった贅沢品


昨日午後、買い物の途中、ハンクの店に寄った。
何も無かった。3-40分時間をつぶした。帰り際に、目に付かないところに皮のケースがあった。
レンズが覗いていたので、開けてみたら、ムービーカメラだった。

柄を回してゼンマイで動かす、しかしフィルムはカセット式なのだ。
すごく小型なので、これは8mmだと思ったので、本当にたいした金額でないので、買った。
ハンクは機械に弱いのでどういうものかまったく知らないと言う。

8mmムービーカメラは僕も子供たちを随分撮影したが、冨士のシングル8方式だった。
16mmフイルムを半分に切ったので、フィルムを動かす穴が片方にしか付いてないやつだ。
もともと16mmを往復させたのが8mmだった。しかし、アメリカでは30ちかい会社が様々な
フォーマットを作った。

しかし、このカメラ、幅46x高さ85x全長105mmと言う小型ながら、家に帰って調べたら、16mm
カメラだった。カセットを入れるものだった。重さ1200g。
「コダック・マガジン・シネ」という商品名で1936-45年の間作られたホームムービーカメラだった。約70年前のものだった。
カメラ本体も皮で覆われていて、レンズは外してケースに入れたようだ。付いていたレンズは1.9で非常に明るいものだ。

このカメラの製造販売中、日本にこれが入って来たとは思えない。
こういう贅沢品、趣味品を戦争中でも商品にしていたところがアメリカの凄さだった。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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