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『司馬遼太郎が歴史を作る』本年ショックだった言葉

塩野七生さんに言わすと「日本人くらい歴史を勉強しない国民はいない」と。
欧州で自分の息子への歴史教育の経験からだ。
 
本年、銃砲史学会例会においてある資料館長が、少し自棄になり「何しろ日本では司馬遼」が書かないと歴史に
なりませんからね」と言った言葉が一番衝撃的だった。
 吉村昭著「間宮林蔵」

児島襄、吉村昭、大仏次郎など多くの人びとが日本の歴史的イベントを詳細なる、聞きこみ、現場へ行く、
資料を探すなどの取材主義で、テーマごとに書いたものは全て司馬遼さんの小説的歴史に負ける。
 
司馬さんの文章は繰り返しが多い。「こうだったのだろう」が多い。だがテレビや映画受けする。
その時の日本人の琴線に触れる。
 
しかし、合理的でない、理屈に合わない、想像で書いている、など私は彼を評価してない。
 
NHKがまた司馬遼を使う。
 
来年以降、この時代の変わり目に日本人に必要なことは『自らの歴史を学ぶ』と言うことではないか。
 
そうすれば河野なども余計な嘘をつかなくても済んだ。
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コメント

No title

徳富蘇峰をお忘れですな。

幕末から明治大正昭和と同時代で見てきた彼は、維新以前に於いては尊皇攘夷、維新以降に於いては自由民権、而して今後に於いては国民的膨張主義者、と自ら評するごとく「変節漢」あるいは時流便乗派とも言われ、なかなかつかみどころのない人物ではあったが。

安土桃山から明治にいたる100巻に亘る近現代史を、自分で足を運び取材し蒐集した同時代資料を駆使して書い(口述し)た。

一国史を書いて蘇峰の右に出るものは居ない。司馬遼太郎など、徳富の文筆を下敷きにした箇所が多々あるであろう。

若い頃彼に手紙を書いて、次の元旦に筆書きの年賀状が来たのには驚いた。たしか草莽の意見を聞くことが私の生涯だと添え書きが。多分自筆ではなかったであろうが。

今年も暮れてゆきますが、来る年ほど日本人が自らの行く末を観念ではなく実体で考える必要に迫られることになろう。
蘇峰は、『近世日本国民史』の最終巻でこう語っています。

「所謂過去を以て現在を観る、現在を以て過去を観る。歴史は昨日の新聞であり、新聞は明日の歴史である。」

No title

良いお話、新年早々ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

No title

「誠に小さな国が」などのフレーズに酔う人は多い。しかし、歴史は酒ではない。司馬ちゃんに騙される国民が馬鹿なのか。「司馬弛緩」元イ「司馬史観」とにかく何とかしてほしい。

No title

興味ある表現、ありがとうございます。司馬遼は書いたときにそれが
テレビで映像化される、こう狙っていたのではないでしょうか?
本当は左翼的なひとで大日本帝国を否定していたそうですが。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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