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帝国日本軍のアーミーナイフ

帝国陸軍はこのような刃長が5cmくらいで缶切りだけがついたアーミーナイフを個人に支給していた。
大きなものは銃剣で切ったようだ。
銃剣には刃を付けてなかったというのは間違いで、米軍が日本軍捕虜に銃剣の手入れをやらせていた
図に全体を大きな研石で研いでいたのがあり、戦場で鹵閣されたものは少なくとも全体の3分の2には
鋭い。

 
このナイフは、小刀と呼ばれ、関、三条などの中小製造会社の刻印が押されている。
 
他の装備品と同じく、日中戦争のころはややカーキ、太平洋に移動すると緑かかった色になっている。
恐らく日露戦争頃から使われて来たものではないか?
 
帝国海軍陸戦隊はもう少し大型の木柄のものだったとのことだ。
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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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