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F-1支援戦闘機1号機

日本が戦後、初めて独自に開発した超音速、軽戦闘機、F-1の1号機を見た。
 
1977年、三菱重工の開発、生産で77機が生産され、西部方面に配属されていた。
F-2が配備され2006年に退役した。

 
その1号機が入間基地、修武台資料館の保菅庫に置いてある。
見づらい展示だが、日本の航空機史上では重要なものであると思う。
 
占領軍は日本の航空機産業を壊滅させるとしていたが、冷戦、四分の1世紀でもう
方針を転換した。
 
だから今、米国政府が言う、日本の「占領政策で行った施策に日本が反して」
と言うのは思いあがり以外何ものでもない。
 
民主主義、人権、国民の権利、平和主義は言うまでもないが、米国のご都合で再軍備し、
取り巻く環境は大きく変わって来たわけだから、今さら70年前に言ってことを聞けと言う
主権の侵害だ。日本の憲法改正のことを言っているのであろうが、こうなると私は
米国オバマ政権が早く変わることを希望せざると得ない。
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コメント

No title

おや、私の狭量な嫌米が伝染したかのようですな。

米軍は戦後最小の規模まで縮小されると。
それでも米軍は、自由主義圏最強のエア・シー・バトル能力は維持したい。

同盟国であっても米国の優位を脅かす存在は、芽のうちに詰む。
そういう現実主義でしょう。

No title

米国は複雑な国です。今はイスラエル系が国務省、メディアに力をもち、所謂リベラルがあの口のうまい大統領を担ぎ出してました。私が嫌いなのはアメリカのリベラルです。口ばかり実行力はありません。
それがあの規模の国ですから世界に大きな影響を与えるのです。マッケインが大統領なら今の米国は中東など平らな土地にしてしまいました。

No title

日本政府は米国から給与されていた、濃縮済みプルトニュウム300キロを返還すると。

日本の核装備は、将来的にも認めないとする米国のメッセージです。
あの国は、外交・安全保障ではこうと決めたら簡単には変えぬ。
政権が変わるとふらつく、他国とは違うのではないですか。

この政策は、民主・共和を超えて引き継がれる。

No title

日本は核装備はするか?
大変なことになります。

No title

まだ日本には数十トンあると
言われてますが、もんじゅがこけて何に使うのでしょう。

No title

アメリカの影響力を残したまま核武装するとすれば、核兵器の供与から臨界前核実験のデータなど、ソフト技術の提供も受けている英国方式があります。

これはアメリカの意のままに、引き上げが出来るというもので、今回のプルトニュウムと同じ。

日本に残った、濃度の低いプルトニュウムは、ウランと混ぜ合わせてMOX燃料にするのがせいぜいでしょう。
その分量44トンあまり、今は使い道なし。

No title

相手が中国になると、核の抑止力は必要でしょう。英国方式だと、地上でなく、潜水艦搭載ミサイルになるでしょうが。

No title

日本の自国による核武装は、兵器級プルトニュウム返還でさらに遠くなりました。
裏で、中国の意図が働いていることは疑いなく。まんまとしてやられました。

次なる米政権に期待しましょう。

No title

米国は日本だけでなく、他の国からも返還させたと報道されてますが、中国系の陰謀と言うのは考えられます。2-3年のうちに抑止力としての核の必要性は現実性を帯びてくると考えられます。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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