fc2ブログ

記事一覧

オバマよりプーチン

先回のシリア、そして今度のウクライナ、恐らく解決策を明示するのは、オバマ大統領ではなくて、
プーチン大統領であると思う。
 
オバマさんは「眼に力がない」 もうこれまでという感じがしないでもない。
一方プーチンさんはオリンピックの成功、テロも封じ込めて国内基盤は盤石に見える。
 
『日本にとってロシアはけして気の許すことのできぬ隣国』であり、領土問題もある。
一方『日米同盟』は日本の将来に不可欠なものだ。
 
アメリカは日本の戦前に関してここに来て、中国、韓国に寄っている。
国防省は相変わらずだが、国務省(これは歴史的に親中国)は中韓よりだ。
国務省がもし戦前の日本の非人道性を彼らと一緒に言うならば、日本は以下を言うべきだ。
 
『1945年310東京大空襲、広島、長崎』、約50万人の民間人が無残にも焼き殺された戦争末期の歴史のことだ。

スポンサーサイト



コメント

No title

ロシアですが、確かにプーチン大統領はソチ五輪を成功させ、チェチェンを筆頭としたコーカサスのテロリズムの制圧に成功したのは、御指摘通りです。

ただ、国内基盤が盤石かと言えば、現在、反プーチン運動は取るに足りないでしょうが、同国経済は第1次産品、取分け石油や天然ガスの産出に頼る「北のサウジアラビア」と言う状態です。
中近東情勢や米国のシェールガス革命の進行次第では…。

米国が中韓よりとなり、戦前、戦中の日本の所業を批判するならば、
我が国にとって忘れてはならぬ、東京大空襲、広島、長崎に言及するのは、当然でしょう。
それだけでなく、90年代に当時の橋本首相が米国債の売却の是非について、言及したのと同様の事を行うのも良いかも知れません。

ただし、東京大空襲、広島、長崎、米国債、これらへの言及は、取扱いを間違えると、大した効果があげられず、米国との関係が致命的となりかねませんが…。

No title

最近の研究で、東京大空襲で犠牲になった非戦闘員、平たく言えば一般市民30,000人のうち、40%は子どもであったと。

政府は疎開を勧めていたが、実際にはあまりおこなわれていなかった。

30,000人の40%は12,000人である。
即死した者だけではあるまい。
私と前後する世代が、泣き叫び、父母を呼びながら焼き殺されたのです。

私はなぜ米国が嫌いか?当然である。

No title

チャイカさんの分析は鋭いものがある。それでロシアは一時的に勢い雄を得ても、日本は絶えず注意してなければならないのが歴史。

No title

ブログ主様から、お褒め頂き有難う御座います。
ロシアも判っているのです、資源高の恩恵のある内に「北のサウジアラビア」から、脱却しなければならない事を。
しかも、未確認情報ですが、チュメニ等の油田は採掘のピークアウトを過ぎているとの事です。

資源頼りでない、多角的な実業を築き上げるには、投資が必要で、
また、新規技術による既存、もしくは新規の油田開発等も同様です。
対日関与を強化しているのは、対中対策等も含めてですが、そのような背景があるからでしょう。

しかし、y様が以前、別記事で述べられていた通り、投資導入をする為には、透明性のある市場経済の確立が要求され、良好な市場経済を確立する為には、市民社会の安定が必要です。

ただ、ロシアはソチ五輪を成功裏に終了しましたが、開催費用のうち、3~4分の1から、半分が汚職で消えたという。
プーチン政権は汚職撲滅を強力に行っていますが、長年の弊害であり、中々、難しいようです。

尤も、ブログ主様が述べるように、日本としては、同国への関与は慎重にすべきかと思います。
サハリンでの油田開発等で苦い思いをしましたから。

No title

続きます。
yak*ze*9*9様から、当時の実情等について、貴重な情報を頂き、有難う御座います。

前にも述べましたが、祖父は私たちの孫の前では、決して戦争の話はしませんでした。
しかし、テレビを見ながら、晩酌の際、軽薄な世相、政府の不甲斐ない様子等について、怒り出したのは覚えています。
今、振り返るならば、あの苛烈な戦争とその後の厳しい時代を生き抜いてきたわけですから、当然かと思います。

しかし、残念ながら、当時はその場を見守る事しかできず、話を聞く余地は有りませんでした。また、その祖父も鬼籍に入り、幾星霜経ちました。

当時を知る人が「米国」に対し、複雑な気持ちを持つのは分かります。恐らく私の祖父もそうだったでしょう。
ただ、アジア、太平洋の現状では、まだ「米国」の存在が…。

No title

世界にはいろいろ自国の事情がありますが、「フェア」公平性からみると米国は優れた点が多いです。例えば、汚職腐敗、これは日本は見習い、結構いいところまで行きました。おっしゃるよう、ロシア、
この大国の行き先、国民ひとり一人、どうなるか?ブラジルは恐らく
競技場建設の資金がどこかに消えて、ワールドカップまであと3カ月、世界中が心配してます。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ