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帝国日本軍の水筒

日本国内にいる限り、飲み水には不自由することはあまりない。
 
海外では別だ。
現在の作戦ではペットボトルを使う。イラク戦争では一日一人数本を支給したそうだ。2-3リッター。
砂漠では4リッターが基準と言われてる。
 
日本軍の水筒は右の500mmペットボトル2本弱の約1リッターの容量だ。

 
形状は裏が平たい。
 
素材はアルミ系で厚い帆布の帯で籠状に吊り下げる。本体を取りだせる。
水を汲む時、帯を濡すことのないようにとか、そのまま火に掛けるとかのためだ。
蓋は木製、コルク、ゴムなど種類がある。
 
昔はどの家にもあったが、最近はあまり見ない。
 
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コメント

No title

わが家にも有りましたが、南方戦線の生還者の話では夜間行動では歩く度に水筒の水が音を立てて困ったそうです。もっぱら初年兵が10個くらいの水筒を抱えて水汲みに行ったそうですが、やられた兵も居たそうです。今でも飯盒と鉄兜が有ります。

No title

どの家でも復員するとき、水筒、飯盒、リックなどは持ち帰ったようです。しばらく山登りなどに行くとそういうのを持っている人たちが
いました。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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