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ロシア軍は侵攻するだろう『ウクライナ』

「グルジア」の時が同じだった。
結局、ロシア軍の侵攻で終わった。
 
ウクライナはロシア色が強い。
南のクリミア半島、19世紀半ばの大戦争以来、注目を浴びている。

 
バルカン半島の紛争もそうであったが、民族間の確執は我々の想像を絶するものだがある。
 
ケリー国務長官がプーチン大統領をけん制しているが、プーチンさんのリーダーシップは
確立されている。
ロシアは侵攻する。
経済問題解決にも着手する。
それにしても東ヨーロッパの産業力の弱さは世界の足を引っ張っている。
 
日本の安全保障にとってロシアは必ず頭にいれておかねばならない存在だが。
4月にオバマ大統領が訪日するが、TPP、基地問題、他に何を話すか。
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コメント

No title

拙投稿に対し、ブログ主様とy様からの御指摘有難う御座います。

確かに、私は忘れっぽいどこかの国の住民ですが、振り返るならば、祖父母からは、戦争に関する話は一切されず、学校教育(准看護学院は除く)の場でも歴史教育をしっかり受けていませんでした。
特に明治以降は、ざっと流すようにしか…。

その点から言えば、欧露の間で苦難の道を歩んできた事を忘れていない彼等とは違います(ソ連時代には禁じられていても、親~子~孫へ、言い聞かせられていたのでしょう)し、偏った所謂「平和教育」ではなく、過去の苦闘の歴史を、民族の教育に組み込まなければならないのは、その通りです。

また、大国は国益、いや、国家エゴ追求の為ならば、どのような手段も使うでしょう。
ですから、ウクライナは日本から遠いですが、今回の事例が日本の今後にどのような影響を与えるかを良く考えるべきではないでしょうか?
米、露、EU、中、世界のBIG4相手に生半可な対応は出来ず、しんどい事だと思いますが…。

y様が御指摘されている様に、既に為替市場では、ユーロ資産から円・ドルへ逃避が始まっていますから。

No title

チャイカさんは良いところを突いてます。国家エゴはウクライナに鉤らず、フィンランド、ポーランド、バルト三国への同じ歴史をたどってきてます。日本は過去2回、痛い目にあってますが、一回目は
どうにか、相手を傷めつけました。けして油断をしてはならない相手ですが、現在、相手が良い関係をつくろうとしているし、独裁者がいるうちに国境は明確にしておいたほうが良いでしょう。

No title

ロシア軍は、セバストポリからあふれ出す様相で空港や周辺を占拠しだしました。
同盟国であっても、自国内に外国軍の基地を提供すると状況の変転により、こういう事態がありえます。

パラリンピックの開催など、ロシアの軍事行動を鈍らせるブレーキにはなりませんでした。つい1週間ほど前まで直ぐ近くのソチで、スポーツの平和交流と友愛を演出していたのは誰だったか。

これが現実です。
日本人が学ぶとすれば、この2点か。

英ガーディアン紙は、
ロシアはロシア語を話すウクライナ人が皆、編入されたがっていると勘違いしてはいけないと、暗にタタール系ロシア人は反抗すると示唆を。

また、ウクライナ軍は規模は小さいが精兵であり。衝突すればロシア軍は、大きな犠牲を払うだろう。
そう警告しています。

ロシアは学ぶか、いやおそらく彼らの信じるものは変わらぬ。

No title

スンニ派クリミアには25万人居住していると、トルコに近いでしょうから、19世紀のクリミア戦争の様相を示してくると歴史は繰り返す?になってしまう。

No title

この画像の空港の兵士たちは正規軍でないと、ロシアは否定。
良く見ると、空挺隊、コマンドーではないようだ。後ろの兵士は
子供を動員したみたいだし。ただし装備品は誰かが支給した。

No title

徽章の類を一切つけていないので、国籍不明。国際法違反です。
民衆に襲われ、殺されても誰も何もいえない。

視野をさえぎらないよう押し上げたヘルメットの被り方、使い古したAK74、職業軍人でしょう。
十代の徴募兵もいますから。危険な任務を与えたものです。

No title

今晩は。
NHKやCNNによると、クリミアの空港とその周辺を占領した所属不明の兵士(装備品の出所は在留露軍の備蓄品の可能性が高い)たちだけでなく、彼等に加勢するかの様に、露軍と思しき戦車や装甲車等が盛んにウクライナ南部を動いていると言う。

もう武力介入の有無と言う段階を過ぎ、既に武力介入が小規模ながら、始まっています。
ロシア側には、駐留露軍と前大統領と言う足場と手駒があるから、頃合いを見つけて、何時、大規模介入を行うかが、問題でしょう。

y様が御指摘の通り、昔も今もロシアは力の信仰者、言い換えれば国家エゴ、国家暴力の権化です。
所詮、パラリンピックなど、取るに足らないものでしょう。
しかし、彼らは二方面作戦を極度に嫌がりますし、それを行うのも
まだ、力量不足です。

ロシアに取って、欧州正面がきな臭くなると、極東の安定が要求されますから、日本に対し、歩み寄りを強化してくるでしょう。
ただ、露だけでなく、米、EU、中が絡んできますから、生半可な対応は出来ず、これから大変ですが…。

No title

軍事お宅の皆様のサイトを閲覧するには、「謎の武装集団」のヘルメットや防弾服は画像で見る限り、最近ロシア軍で配備が開始された同型と。

28日に目撃されたヘリコプターは、「Mi-24武装襲撃ヘリコプター」。
セバストポリの海軍旅団には装備されていない機体なので、ロシア本国から増派されたものでは、とのこと。

隠しようもなく、ロシア軍の組織侵攻です。
実に静かに、素早くやったものです。
国際社会はろくに反応も出来ないほど、電撃的に。

これだから、ロシアは怖い。陸続きの諸国は臍をかんでいるはずです。
パラリンピックどころでなく、オリンピックの最中から、てぐすね引いて準備していたなと。

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拙投稿に対し、y様からの御指摘有難う御座います。

この画像の兵士等を見る限り、地金が剥げ、使い込んだAK-74M突撃銃、KIRASA FLAK VESTS、KIRASA BSh-E 防弾ヘルメットと思しきものを装備していました(別サイトでは、AKにダットサイトを装備した物を持っていた兵士もいましたが)。

これらは手元にあるモスクワで発行されたmilitary paradaのRUSSIA‘S ARMS 2004には、既に載っていましたから、私は在留露軍の備蓄品の可能性が高いと思いましたが、その改良型か、後継の最新型を本国軍から、持ってきたのでしょう。
また、ロシア軍の戦車や装甲車等が盛んにウクライナ南部を動いていましたが、派手な交戦がなく、大規模介入はこれからかと思っていましたが…。

何しろ情報の出所である小泉悠氏は著名な軍事アナリストで、ロシア語に長け、現地の情報源から最新情報を入手できる立場のお方ですから、私の推測が外れたのは、当然です。

No title

続きます。
それから、往年のハンガリ-やチェコへの武力介入を彷彿とさせる今回の事態に、大陸諸国、取分け東欧圏の国々が臍をかんでいるのは、御指摘通りです。

しかし、日本は島国で、朝、起きると庭先にロシアの戦車が停まっていたという悪夢は有りませんし、彼等の海軍力は整備されつつ有るものの、まだこれからです。

ただ、対露関係の見直しが早急に必要でしょう。
彼らは二方面作戦を極度に嫌がり、極東の安定が必要となります。
その為、日本に対し、歩み寄りを強化してくるでしょうから…。

No title

ロシアの即応力の凄さには驚きました。クリミアだけでなく、北東部
国境の戦車部隊、演習とは言え、実弾をばかすか撃ち、この圧力は大変なものです。また空挺部隊の展開。パラリンピックをやりながら、ウクライナ作戦とは歴史に新たな一ページ。

No title

おはようございます。
旧ソ連はハンガリー、チェコ、アフガンに電撃作戦で侵攻しました。
アフガンは失敗しましたが、ハンガリー、チェコはその後の平定にも
成功しています。

ソ連崩壊で軍事力は低下しましたが、緊急展開、即応力は回復どころか、往年の水準すら、通り越したかも知れません。
何しろ、五輪、パラリンピックをやりながら、作戦準備と実行に踏み切ったのですから。

尤も、今回、極めて手筈が良く、速やかな作戦を遂行できたのは、元は旧ソ連で同じ国、在留露軍と言う足場があり、グルジアでの教訓も有るからでしょうか。

唯、憂慮すべき事は、ロシア上院で、ウクライナ国内での露軍の活動の承認をプーチン大統領が求め、認められた事です。
これから、より、一層の武力介入が激化するのでしょう。

対露政策等見直しが必要ですし、悲しい事ですが…。

No title

ロシア議会は軍事介入を承認しました。事後承認もいいところですが。

ロシア軍はソ連時代と同じ、侵攻型の編成・作戦指導であるのでしょう。軍事基地という足がかりはあったにせよ、1発も撃たずに浸透・制圧と。
今回の軍事行動に、国境線を接している全ての大陸国は、肝を冷やしているはずです。

領土が広いことが軍事安全保障に資するという帝政ロシア時代以来の強迫観念。
それに加えて、領土が広いことがあらゆる資源の確保、すなわち経済・安全保障につながるという新しい観念が生まれたことが指導者に強権を与えています。

ロシア担当の国際情報局分析官であった、佐藤優は著書の中で、「ロシアではある種の問題は、官僚レベルでは絶対に解決しない。その中に、戦争と平和の問題、領土問題などが含まれる」と書いています。

官僚レベルでは解決しないならば、何で解決するか。
物忘れの激しい国の国民は、今回のスラヴ人のやり方を良く見て、再確認しておくべきです。

No title

拙投稿に対し、ブログ主様とy様からの御指摘有難う御座います。

相手は、国家エゴと国家暴力の権化ですから、ある種の問題が官僚レベルの交渉では、解決しなければ、手段は唯一つ。

武力を主体とした国力を背景に、トップ同士が、切った張ったの交渉を行うしかないでしょう。

暴力団やマフィア組織同士の交渉を少し上等にした物でしょうか?

しかし、我が国には、それを行う胆力のある政治や政治家の有無は?
ですし、肝心の国力も過去20年以上続いた低迷の時代に、薄日が差しだしたものの、まだまだですから…。

安倍首相を筆頭にした現政権は奮闘していますが、先行きは辛くて、厳しく、長い道のりを覚悟しなければならないし、私たち国民も、足引っ張りをすべきではないでしょう。

No title

「物忘れが激しく、平和主義者の某国民」への警鐘としましょう。
議会の承認などなく、勝手に他国を攻撃できる国が隣国ですから、
何のかんの言っている間にやられてしまいます。

No title

たまたまの画像ですが、この二人の兵士は親子かもしれません。似てます。親父は予備役。手袋がなぜちがうのでしょう?

No title

日本は、原発が再稼動できず、エネルギー確保にお困りのようだから。

わが国の良質なLNGを、格安で安定的にご提供しますよ。その代わり、根室か網走に陸揚げ港を経済特区として租借させていただきたい。

なに、港湾インフラはこちらで投資・整備します。
広さは?そうですな、東京ドーム2~3個ほどでいかがです?
北海道は広いのですから、そのくらいは訳がないでしょう。

日本が反原発で、自縄自縛に陥っていると。
そのうちこんな話を、官僚レベルで持ちかけてくるかもしれませんな。

No title

要所を封鎖する「武装集団」の画像が、複数配信されていますが。
目つきの鋭い、鍛えた感じの兵士から。
肥満体のや、画像のように幼い者まで。

一部は、地元ロシア系住民の自警団に、お仕着せしたのかもしれません。
急募した「武装兵」の弾倉ポーチは、ぺしゃんこで空に見えました。

No title

今回の事例は、遠い日本に取って「物忘れが激しく、平和主義者の某国民」への警鐘、まさにその通りで、他山の石とすべきです。

後、御指摘のこの画像の2人の兵士の手袋ですが、親父さん?は黒い革か布手袋、息子さん?は、対テロ部隊等で使用される難燃性のノーメックスの手袋か、化学戦用のゴム手袋らしきものを着用しています。
これ以上は画像から、判断出来ません、申し訳ないですが…。

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どちらの手袋もこのままでは小銃は扱えませんね。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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