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サーチライト、日露戦争の近代兵器その9





エジソンが電気、電球を実用化してまだ何年もたってなく、電気が一般的に使われていたのは、アメリカ
か英国の都会でしかなかった時代、1904-5年に、日露両軍はサーチライトを、陸海で効果的に使用していた。
おそらく、日露戦争は軍事目的で電気、サーチライトを使用した初めての戦争であっただろう。

陸では、旅順要塞のサーチライトは夜間攻撃する日本軍を悩ませた。
サーチライトに照らされて、機関銃で射撃されれば攻撃側のその被害は甚大であった。
ロシアは要塞の近くに火力発電所を設け、要塞内の電気をまかなっていたのであろう。当時のサーチライトでも1基、1000ワット以上あったはずだ。
日本軍のサーチライトの写真(japan's fight for freedom)では、その直径は約40cmほどで、さほど強力なものには見えない。これは信号用のライトであった可能性もある。

海ではサーチライトは陸以上の強力な近代兵器であった。
旅順港では港口を封鎖に向かった日本の汽船は、砲台からの強力なライトに照らされて、砲台から砲撃を受け、任務に失敗した。
また、戦闘艦は互いにサーチライトで相手艦を照らし出し砲撃を行った。艦艇においては、電力は蒸気を
利用して発電していた。
およそ10年後の第一次大戦の塹壕戦でもサーチライトはなくてはならない兵器であり、第二次世界大戦中は、空中を照らし、高射砲で爆撃機を射撃した。

日露戦争時代の日本軍の銃剣の刃身は白磨きであったが、後に1930年代、夜戦での効果を鑑み、黒染めに変化した。

下の写真は日本兵がサーチライトをテストしているものと言う。

写真は全て JAPAN'S FIGHT FOR FREEDOM

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コメント

No title

中国国防省は25日、同国海軍初の空母「遼寧(Liaoning)」での艦載機「殲15(J-15)」の発着艦試験にこのほど成功したと発表した。

中国中央テレビ局(CCTV)は、空母の甲板に着艦し、着艦フックをワイヤーに引っ掛けて減速するJ-15の録画映像を放映した。中国海軍がこれほど高度な機体制動用ワイヤーの操縦技術を持っていることは、今回初めて明らかになった。

海軍軍事学術研究所の張軍社(Zhang Junshe)副所長は、試験の成功について「中国の空母にとって画期的な出来事。(「遼寧」は)戦闘即応性に一歩近づいた」と述べている。

J-15はロシアの空母艦載戦闘機「スホイ33(Sukoi 33)」を元に中国が開発した多目的艦載戦闘機。ロシア製エンジンを使用し、精密誘導爆弾を搭載できる。

9月の「遼寧」就役は周辺諸国との領有権問題が紛糾する中、中国の軍事力増強を象徴する転換点だった。

No title

「遼寧」の発着試験成功、大大的に発表。果たして日本の国防軍構想は?と選挙に利用されますが。

No title

日本や隣国を刺激してますね。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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